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2009年 02月 03日

遠視の話 Ⅱ

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遠視の眼のメカニズムは前回に書きましたが、

水晶体を厚くしてピントを前方に合わすということを常に行っているのです。

そこでその行為の変わりに、凸レンズを使用し、像を前方にもってくることになります。

近視眼では以前に説明しましたが、凹レンズを使って矯正するのですが、凹レンズの場合

強度になればなるほどレンズの周辺厚が増していきます。

反対に遠視眼の矯正は凸レンズを前述のように使いますが、これは凹レンズとは反対で

レンズの中心厚が厚くなっていきます。

凸レンズも高屈折のレンズが主流となりつつあるのは、やはり軽さを求めてのことだと思いす。

ただ反対に周辺厚は薄くなるので、レンズ強度は下がってくるので注意が必要です。

遠視の矯正は難しいのは、その違和感からもあります。

例えば+3D(プラス3ディオプター)の遠視の方は、遠くを見るのに、常に3Dの力を必要とします。

この3Dの力が若いうちはバイタルも十分で、楽に出せるでしょうが、年齢がいってくると

出せない或いは出しにくくなってくるのです。(自覚的な老眼の始まり)

そこで例えば半分+1.5Dの補正をしてあげるだけでも、疲れはかなり軽減されるのです。

ただ、それまで眼鏡をかけたことがないことや、3Dというパワーを使っていたことからくる

違和感のせいで眼鏡がかけにくく感じることはあるでしょう。

このあたりの矯正量などは、十分に相談する必要があるでしょうね。


最後に私が以前、お手伝いしていた眼科であった話。

眼科に来る前に人間ドックから脳ドックからありとあらゆる検査をしてきた患者さんがおいでになりました。

患者さんは50歳代で、全身の倦怠感と頭痛が治らないとのことだったそうです。

心配になって先ほどの検査を色々と受けてきたのですが、それでも改善しない。

最後のドクターは目は遠視ですね。一度、眼科も受診してみてくださいと言われたそうです。

そこで私のいた眼科を訪ねてこられたのです。

検眼すると+2.5D位だったと記憶しています。

その後装用テストを行い、+1.5Dの常用遠用眼鏡と中近レンズの処方をしたと思います。
(中近レンズについてはいずれ書きます。)

2週間ほど後、その患者さんがおいでになって体調が元通りになったとお知らせいただきました。

恐らく遠視の調節をするべく多くの筋肉を酷使していたのが原因だったようです。

こういう例も、稀にありますので、見えているという方もご注意くださいね。

お問い合わせなどは当店までお気軽に!

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by masaya_osaka | 2009-02-03 13:31 | 眼鏡